楽団「現在進行形」情報 13.08.05掲載

 

     2013.8.5 運営陣体制終了に伴う、楽団改造(改編)を行います。

 運営陣による楽団運営が終了したことに伴い、楽団の“あとかたづけ”=「ARTかたづけ」を行います。

 まずは現在の楽団状態の確認です。「楽団意思決定機関」である楽団運営陣が崩壊したことから、現在 楽団の運営体(人員)は存在しません。要するに、楽団を「考える」「決める」「動かす」ための主体者がいない状態、運営陣開始(2007年8月)以前の「何ら意思の合致も確立も無く、一部の楽団員の感覚と任意による協力のみで成立している不安定な楽団」に回帰した状態です。

 厳粛とも滑稽とも言えるこの6年間の「栄枯盛衰」の「枯」と「衰」。まさに最中局は「残り物」から「貧乏くじ」を引いたような状況ではありますが、廃るに廃れた現在を起点として 突貫作業ながら今後の楽団を以下に整理=“かたづけて”みました(細部については後日調整予定です)。

  

 目指すのは、だれにでもちょうどいい新しい楽団のカタチ。その出発点が「発展的分離・円満分割」です。

 

●楽団(演奏)活動について

  【参考】従来の楽団活動形式(091103記)

活動形態名称

定義

実施概要

活動例

活動引率主体

単位

備品貸出

履修登録

履歴残置

活動日誌

紫章会

第1種活動

開講

楽団が主となって企画・実施する活動

楽団結婚式、演奏会、合宿等

運営陣・事務

第2種活動

受講

外部の催事・大会等に参加する活動

内野まつり、コンクール等

運営陣・事務

第3種活動

講習

依頼を受けて実施する活動

訪問演奏、協力演奏等

運営陣・事務

第4種活動

学習

その他の活動

余興出演等

参加者任意

×

不要

任意

任意

不要

 

  ◎新演奏活動形態(統一)

活動形態名称

定義

実施概要

活動例

活動引率主体

単位

備品貸出

履修登録

履歴残置

活動日誌

紫章会

演奏活動(旧第4種活動)

-

全演奏活動

全て

参加者任意

×

不要

不要

不要

 −

 今後、演奏活動は旧第4種活動に相当する自主学習「自由区」です。演奏活動を企画・引率(主導)する常在の主体者(旧運営陣に相当)を設置しません、また最中局を活動関係から切り離します。だれでもいつでも集まって「楽団うちの大学」の名称で演奏活動を行うことができます。

 気の合う仲間で集まって大好きな楽曲で演奏を楽しむ、「その時、その瞬間だけを思いっきり楽しむ」、楽団の原点とも言えるシンプルな活動へ転換します。

 

●活動準備・活動処理工程「うんえてんしゅさん」について

 活動前30日・活動後30日の計60日(本番日含め61日)で準備から本番、事後処理までを完了させる工程「うんてんしゅさん」は、運営陣の消滅と最中局の撤退により廃止します。「個人の日常を楽団で煩わせない」ことを目的とした2011年秋の「うんてんしゅさん」開始から約2年、準備段階では一定の作用効果・実績はあったものの、事後工程は一度たりとも30日以内に収まったことは無く、また最終項目である「楽団長による活動終了宣言」は一回も行われることはありませんでした。この「うんてんしゅさん」に限らず、「やくそくの約束」や運営-最中間の各取り決めの全破綻という事実は、惰性を防止すべく時系列という型枠に填めた運営作業というものが当楽団には馴染まなないことを結果で示しました。今後は運営規程や活動工程という”ものさし”が無くなることに加え、準備(練習)と本番のみのいわゆる「短期・一発型」で日常と非日常の区別が明確になることで、一層 演奏現場での士気高揚が期待されます。

 

●備品等の取り扱いについて

 現在構築準備中の楽団資産マネジメント「SADOGASHIMA」設定に準拠します。

 『楽団員へ適時に貸出(貸与)し、楽団へ適切に返却される仕組み』(各基準、取り決め)において、その実施(取扱)者である運営陣が消滅したことから、貸出における不適切な使用(取扱者・物品動態の不明確や使用上の安全性等)が懸念されます。よって、特定(個人に係る等)の備品等は貸出を行いません。

 

●楽団活動資金について

 運営陣体制消滅につき、楽団維持経費として活動資金から支出される「役類特別金(やくるときん)」は不要になりました。また、活動の継続も不透明な状態にあって、永続的に使用する類の備品等の購入は今後無いものと推測されます。すなわち、「お金を貯める必要が無くなった」ということです。よって、今後の演奏活動で必要になる費用については、現地徴収・現地精算(相殺)の形になります(現在の楽団活動資金の「収入」としない)。現有活動資金は今後新しく構築する支出形式を通じ、楽団員・外部に還元予定です。

今期の立替金請求は7月31日までの支出分が対象です。速やかな請求をお願いします。

 

●単位認定・単位バッジについて

 その実施(管理)者である運営陣が消滅したことから、活動単位の認定は停止、バッジの出庫(貸与・交換)も停止します。

 最中局として、過去に個人へ出庫した全単位バッジについては その現物の特性からも極力返却していただきたいこと、また単位については 事務起案および管理の経緯や運営陣管理下で毎回のごとく不適合・相違を発生してきた実態からも 以後適切な運用は到底期待できないことから、今後の活動では”活動単位”の使用は控えていただきたい立場です。

 

●快適学生認定制度(快適単位)について

 一部の怠惰に楽団全体が捕らわれることを回避する目的の快適学生制度(快適単位認定)は、物品貸出の終了や演奏活動の切り離しにより今後楽団で運用する必要が無くなったことから、停止します。

 

●学籍(学籍番号)について

 楽団員個人の学籍(学籍番号は)今後も有効です。また、今後「単位が伴う活動」は実施されないことから、来期(14年4月1日以降)は全楽団員が「録籍生」になります。

 

●履修登録・履歴残置について

 楽団における楽団員個人の履歴(動態)を残す必要が無くなったことから、今後は不要です。

 

●意匠・キャラクター等について

 原則「まういっしょ TQQ(意匠管理統一化/運営陣120205導入)」の範囲内・対象です(立案・導入当時とはかけ離れた現在の状況を踏まえ、今後の状況によっては例外的に一部をTQQ対象から除外予定)。

 TQQについての詳細は、当時(2012年)の運営陣人員にお問い合わせください。

 

●楽団ホームページ掲載について

 楽団動向については、”うちだいどころ”で掲載予定です。ホームページでの活動予定の掲載は行いません。

 演奏活動の「楽団のあゆみ」への掲載については、任意です。

 

●紫章会について

 旧運営陣による長期成長戦略「いちごい〜ちえ」の放棄(130331)により、活動による楽団の維持・存続・成長を目的として設置された紫章会はその役目を終えます。

 紫章会は運営陣から独立した楽団員の合議体ではありますが、ここ数年の運営陣の対応(会の目的や機能・工程の不理解、毎度活動直近における「運営陣回答」のかけこみ作成、「総括提言書」の長期未開封に続く半年以上放置の実態など)からもその存在が軽視されつつある紫章会は解散させるに妥当と判断しました。

 

●楽団アドレス uchinodaigaku@… について

 メール出入り(管理)者不在および今後の活動履歴を残す必要が無くなったことから、活動関係での利用を停止します。

 楽団員アドレスについては、原則非開示です。(楽団員から照会があった場合、対象アドレス保有者の承諾を得た場合のみ個人間における仲介として開示します。)

 

●アンサンブルコンテスト担当室“あんこんたん”について

 運営陣の諮問機関の位置づけであるアンサンブルコンテスト担当室(補助役機能)「あんこんたん」は、閉鎖します。尚、あんこんたん閉鎖はアンサンブルコンテスト出場を妨げるものではありません。

 

●最中局思案中の各プロジェクトについて

 12年前からいつ消えてもおかしくない楽団がここまで存続したように、「いつかは実現できるかもね」という希望を持ちながら細々と、そしてのんびりと進行します。

 

●解散(休止)規程および独立(新楽団設立)について

 今後も「100712基準」は、有効です。新しい楽団の設立は、何ら妨げられることはありません。

 

 

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