ごあいさつ
ようこそ 楽団うちの大学のホームページにお越し下さいました。ありがとうございます。
更新ものんびりな文章だらけの拙いサイトではありますが、どうぞごゆっくりご覧下さい。
2001年夏、楽団うちの大学は 演奏で創る「楽しさ」を希求する集団として結成されました。それから12年、楽団は大きく生まれ変わろうとしています。
この12年間で楽団員の構成は学生主体から社会人主体へと移り変わり、楽団の活動環境や楽団員の関わり方も変化し続けて参りました。その状況に合わせるように、メインの演奏活動では無い楽団の特色として定義・意匠・運営・備品・きまりなどの装飾・附帯活動も広がっていきました。そして、原点「楽しさ」の追求に加えて、「より広く(募集)」「より永く(存続)」「より高度に(技術)」「より確実に(成長)」「より効率的に(運営)」「より安定的に(維持)」…と、楽団の目指すものが増えました。それは未来の楽団を想像すること、そして現在まで楽団を創造してきた確かな足跡でした。
しかし、それらの目指すものは現状に遅れていたり先取り過ぎていたり、目指すもの同士がぶつかり合ったり、原点である「楽しさ」が薄れてしまうことが起きるようになりました。都度、両立や整理・均衡を図ってきましたが、その改善と実現は非常に難しく、次第に楽団の目指す方向性自体が見えにくくなってきました。
そこで楽団は2013年夏、楽団改編「発展的分離・円満分割」の下に、目指すものを大きく二分割させる実効策として 演奏活動と装飾(附帯)活動を「住み分け」ることにしました。
演奏活動では、一旦それらの目指すものを集約して「(演奏を)楽しむ」に一本化し、「演奏活動」に専念することにしました。一見「ふわっ」としている表現「楽しむ」ではありますが、楽団の原点に回帰したことでそこから新たな楽団の未来が見えてくるかも知れません。
装飾(附帯)活動では、徹底的に「おもしろい」にこだわり、「発想」と「ものつくり」に限定することにしました。装飾・附帯活動は本来楽団に不要な部分ではありますが、過去にそこから生まれたものは数多く、今後にも大きな可能性を持っていそうです。
演奏活動と附帯活動は氷炭相容れず、両者の活動種類・領域は全くちがいますが、それぞれが目指す「楽しむ」と「おもしろい」が楽団うちの大学の笑顔を形成します。
2013年夏、ユーモアをたっぷり含んだ「住み分け」による 13年目の新しい楽団が始まります。
2013年8月20日 楽団うちの大学 最中局 もどる