演奏会企画 御礼とご報告

 

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 演奏会チケット

 

×××お客様

  

  

 2012年11月11日、楽団うちの大学は初の演奏会を開催しました。

演奏会にお越しくださったお客様をはじめ、ご協力・応援いただいた全ての方々に 心から感謝申し上げます。

    

   

 「楽団の解散」と演奏会 --- 楽団の“脆弱さ”から得た“強靭さ”。

 2012年夏、楽団運営の機能不全、様々な事象に起因する全体的な閉塞感、そして演奏会企画の硬直と停滞から 運営中枢の楽団員間で交わされた「楽団の解散(二次楽団への移行)」意思。

 楽団の先が見えず暗く不安な状況に、明るい方向を「解散」に求め、二次楽団への移行を前提に“演奏会企画自体を断念する”、“演奏会に楽団の解散を用いる”、“楽団の解散に演奏会を附する”等、水面下でこれらの動きがあったことは、何処にも隠すことのできない明らかな楽団の「事実」です。もちろん、「楽団の解散(至・二次楽団への移行)」という考え方自体には何ら問題も消極的なこともありません(また、本掲載文では 当時の状況や感覚・感情等が一過性のものでは無く 現在も改善不能のものとする「解散方針」の再起を妨げるものではありません)。ただ、楽団の不透明な状況を打開する手段は解散以外に無いのか、そんな単純なひとつの疑問から出発した演奏会企画の再始動でした。

 その答えは、運営陣による解散方針の撤回から始まり、その先に今回の演奏会の実現として示されました。

そして、演奏会後に残ったものはお客様と楽団員の笑顔、達成感、満足感、たくさんの想い出… どれもすべてが輝く宝物であることはまちがいありません。

確かに、「解散ありき」の演奏会としていたならば、これらの宝物に加えて 楽団の有終の美=「初で最後の演奏会」はさらに盛大に、劇的に、そしてたくさんの感情と共にいつまでも記憶に残るものになったことでしょう。

しかし それに引き換えても、演奏会後に“残った”楽団うちの大学、すなわち「楽団は存在している」という事実や喜びとして“得た”ものの方が はるかに大きかったのではないでしょうか。

 そこには、「解散」では絶対に手に入らない この楽団の「未来」があるのですから。

 

  

 喜怒哀楽。  楽団員ひとりひとりが楽団の音楽を奏でているように、楽団員の感情や楽団の場面・状態・出来事のひとつひとつが 現在の楽団うちの大学を創っています。

 ひとつ(ひとり)の「哀」しみを、必ずふたつの(ふたりで、みんなで)「笑顔」に変える。

  それが、楽団うちの大学の強み=「ユーモア」です。

     

 最後にお伝えします。

  「楽団うちの大学は、いま ここにあります」

  これが、楽団うちの大学演奏会「題名の決められない音楽会」での確かな成果です。

 

   --- 2012年11月 小さな楽団の小さな成長が、演奏会で形になりました。

                

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